何故お箸マナーが必要なのか

お箸は日本人にとって一番なじみの深い食事の時の道具です。
「マイカップ」等の言葉はあっても「マイ箸」とはいう必要さえないほど、各個人専用のお箸があるのが当たり前です。
つまりお箸は日本人にとって使えて当たり前の道具なのです。

私たちにとって記憶にないほど小さい頃から使っているお箸ですので、その使い方は家族から学ぶのが一般的です。
ですので、きちんとしたお箸の使い方をできる人は「親がきちんと躾をできる安定した家庭」で育ったのだと、問題のない常識的な家庭が背景にあるのだと思ってもらえます。
逆にお箸の使い方が汚いと「あの子の家庭はお箸の使い方さえきちんと教えられていない」となり、全体にだらしのない印象となってしまうのです。

どんなに高級な服を着て上品に振舞ったとしても、普段から身についていないものはすぐに付け焼刃とわかり、その人の育った環境がわかるものです。
「お里が知れる」という言葉の通り、お箸をきちんと使えないとその人のレベルを下げる結果となり、印象が悪くなるのです。

普段何気ない食事風景ですが自分の価値が上がるか下がるかのお箸マナー!
是非とも身に付けてください。



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